学校も、仕事も、
ほとんどの場面では「ひとつに絞ること」が求められる。

なぜかって?

それは、時間を拘束されるから。

一日中授業があったら、他のことはできない。
フルタイムで働けば、それ以外の選択肢は限られる。

だから、選ぶことには責任がともなうし、
決断にはいつも不安がついてくる。

でもね。

慎重に決めたからといって、
その道が正解だったかなんて、あとになってみなきゃわからない。

決断したときなんて、
実は何も見えてなかったりするんだ。

それでも、人生には「ひとつに絞るべき」と言われてきた。

だけど、僕は思う。

本当は――
絞らなくてもいい。

欲しいものがたくさんあってもいい。
興味がバラバラでもいい。
迷って、止まって、また手を伸ばしてもいい。

あなたのまわりには、
すでにたくさんの“贈り物”がある。

その中から一つだけを選ぶ必要なんて、
本当はどこにもないんだよ。

「これもいいな」って思った気持ち。
「ちょっとやってみたい」って思った直感。

それらを、すてないで。

決断の時に見えなかったものが、
すこし先の道であなたを待っているかもしれない。

人生は、何かを切り捨てるレースじゃない。

贈り物(gift)を、ちゃんと拾い集めていく旅。